【田舎暮らしと自己有用感】精神的な豊かさに必要なモノ

田舎暮らしと自己有用感について

家の中でアリの行列を発見し、やつらの出入り口探しに小一時間かける暮らしをしております、森まる@820lifeです!

大阪に10年ほど暮らしていましたが現在はド田舎の古民家で介護士やりながらのほほーんとしております。

初めはいろいろと不安もありましたが、実際に暮らしてみると現在の生活にかなり満足しています。そんで、その満足感ってどこから来るのか?というのを自分なりに考えてみました。

結論として、「自己有用感」が大きな要因でした。

都市で暮らすことを批判する気はありませんが、どこか「虚しさ」や「居場所のなさ」を感じているなら、田舎暮らしがひとつの解決策であることを提案していきたいと思います。

自己有用感とは?

言葉の感じ通り、「自分が有用だと思える感覚」です。

  • 自分が必要とされている
  • 誰かの役に立っている
  • 誰か(地域に)貢献できている

こんな感情を感じるときに人は自己有用感を感じると言われています。

自殺未遂者の数が年間53万人(推計)もいる現代の日本に欠けているもののひとつに、この「自己有用感」が大きいと個人的には考えています。

ちなみに自己有用感が高いと周囲に貢献しようと思えるし、日々感謝の気持ちを持って過ごすことにつながります。

田舎暮らしには面倒も多い

田舎に暮らすと、確かに面倒なこともいろいろとあります。

  • 近所との付き合い
  • 地域の集まり
  • 庭の手入れや清掃

でも、こういった他者との関わりがあるからこそ「自分の存在価値」を感じることができるわけです。

都会にも長く暮らしていたので分かりますが、都市には様々なサービスや労働があり快適で便利に暮らしていくことができます。

道路は業者が掃除してくれるし、ゴミ捨て場はアパートの管理会社がきれいにしてくれます。

私たちは仕事と遊びに集中していれば、生活はスムーズに流れていきます。

逆に地方では、公共サービスが都市のように充実していません。身の回りの整備はある程度自分で行っていく必要があるので、面倒と言えば面倒ですよね。

人との関係が自己有用感につながる

都会はたしかに便利で快適に過ごすことができますが、良く言われるように「人とのつながりが希薄」になっているのは事実です。

仕事と家を往復して、周囲に人はたくさんいるのに一言も話さず一日が過ぎる…なんてこともあると思います。

それはそれで気楽でいいんですけどね。自己有用感にはつながりません。

現実に私が田舎に暮らし始めて、さきほど挙げたような面倒ごともおこなっています。

  • 足の悪いばあさんと一緒に車で買い物に行く
  • できた野菜をあげたり、もらったり
  • 庭の掃除中に会ったじいさんと世間話

こんな感じで誰かと接しながら生きています。

正直言うと私は人付き合いを面倒だと思うタイプなのですが、そうは思いながらも「こんなことで人の役に立てるんだ」と感じることができて嬉しかったりもします。

田舎の人の理解も進んでいる

ただ、自分のやりたいことやプライベートを犠牲にしてまで、すべてをこなす必要はありません。できる範囲でOK。

そこを強制してしまうから田舎から若者が逃げてしまう理由につながっているわけで。おそらく、田舎に暮らす方(特に高齢者)もそこは理解されてきています。

なので、集落の方も私が移住してきた時から多くを期待していない感じでした。

「若い人が住んでくれるだけでうれしいわ」と、そんなことを言って下さる方もいました。ま、困ったときに頼れるという思惑ももちろんあるでしょうが。

空き地の草刈りをするだけで、期待していなかった分大喜びしてくれるし、畑を耕しているだけで肥料や苗を恵んでくれます。

自分の行ったことに対してダイレクトに人の反応(感謝・お礼)があること。これが自己有用感に大きく貢献していると思うわけです。

その結果として、もっとしてあげたい・貢献したい、という気持ちが強くなった結果として自治会や消防団の参加があると思います。本来はね。

そこの流れが逆になると、人は逃げ出したい気持ちになるので地域行事への参加を強制することは定住促進には逆効果。

なので、これから田舎に移住しようという方も、あくまで自発的な気持ちに従って生活していっていいと思うんですよね。それを否定するような地域であれば人が離れていくのもしょうがないですし、原住民の失敗です。

ただ、地域によるところも大きいので下調べとか、事前に自治会の会長さんとお話ししておくということも大切なことです。

自己有用感を高めて豊かに生きたい

という感じで、田舎暮らしが自己有用感の向上につながるという話でした。

やはり人間は他者との関係の中で生きる社会的な生き物。いくらインターネットが発達しても精神的に満たされないものもあります。

そこは、リアルな人と人のつながりを感じて、自分の存在が誰かの役に立っていると感じることが重要です。

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