
どーもー。せやろがいおじさん(youtubeチャンネル)にドはまり中の820です。テレビなどのメディアでは聞くことの出来ない鋭い意見をめっちゃ大声で言うおじさん、おもろすぎ。実際、聞いていると「ほんまそうそう!」と共感しまくりです。動画自体も短いので一度お試しを!
と、本題と関係ないことばっか言うてたらあかんな。えー本題、本題。
そう、四月から新人介護士として職場に配属される方へ向けて。自分も20代後半で介護の世界へ入ったからわかるけど、新しい環境で新しい仕事するってめちゃくちゃエネルギーいるよね。毎日緊張と失敗の連続やろうけど、大丈夫。みんな一緒の道通ってきたから。
今回は、新しく介護職に就かれる方に向けて、「こう考えてると楽やで」っていうのをお話ししていきます。
Contents
初めに言いたいのは「焦らなくていい」ってこと。2つの意味で焦らなくていいよ。
まず1点は、成長のスピードは人それぞれってこと。
高校出てすぐの方は、社会人としてのマナーや常識なども教えられるやろうから覚えることいっぱいで慣れるのにも時間がかかるかもしれない。けど、マイペースにひとつひとつ確実に覚えていけばいいから。成長が早いと言われている同期とか、周りと比べて落ち込む必要もない。
中途採用の方も、未経験なら未経験で問題なし。介護なんて未経験の中途採用ばっかりやから。みんな、あなたの気持ちを理解してくれてるから変に気張らず、堂々と質問しまくって失敗しまくってるうちにすぐ慣れるから。
2つ目は、焦りが予期せぬ事態につながるから。
慣れないうちはどうしても焦って行動しがち。でも、介護に「焦り」ってホンマにいいことないんよ。人間、焦ってると言動や行動が無意識に荒くなってしまうよね。その結果、利用者さんを興奮させてしまってクレームやケガ、事故につながる。特に認知症の方などはこちらのちょっとした違和感を感じ取り、思いがけない行動に出られて苦労するかも。
そしたら、今度は余計焦って対応するハメになって悪循環に陥る。だから、意識して焦りをコントロールしたい。
て、言うてる私も未だに焦ります(笑)
同僚から指摘されて「あ、自分焦ってたんや」って気づくことも…あかんなぁ。
それでも自分の感情をコントロールしようとすることは介護を続けていくうえでとても重要。初めのうちから意識してるとあとで大きな成果につながると思う。
世間で騒がれる虐待も原因はいろいろあるにせよ、結局のところ感情の暴走が直接の原因です。いわゆる「キレた」状態になっちゃう。
ほかにも「介護は人間関係が大変そう」っていうイメージあるよね。正直、ワケわからんこと言うてくる人もいてる。それも、感情のコントロールで大体は流せていくから。いちいちケンカしたり腹立ててもキリないからね。スルースキルです。
要は、焦りは禁物。介護は「人間対人間」。自分の気持ちが落ち着いていてこそ、利用者さんを安心させられるケアができる。
でも、実はもう一つ焦っているモノがあります。これは新人さんの問題ではなく施設側、教える側の焦りです。
教育する側の人間も焦りがあります。実際に新人教育の担当をしたことがあるのでその時に感じた意見です。
※もちろんすべての施設が焦っているワケではない。もし、あなたが「しっかり教育してくれてるなぁ」と感じたら、その施設/会社はかなりの確率でホワイトな企業。
でも、大多数の介護現場が教育の成果を「焦っている」のではないか、と。
本来、どんな仕事でも一人前になるのに3年はかかると言われてる。でも、介護現場は慢性的な人材不足というのが実情。
そんななかで、新人さんにぴったり付き添って教育しているワケやから、教える側の気持ちとして「早く一人前にしなくては」っていう焦りがでてくるんですよね。
一人でも多く職員を確保したい、早く一人前にしたい、早く夜勤も任せられるようになって欲しい…割とこのあたりが本音です。
なので、やたら厳しいとか、理不尽な責め方された時は「あーこの人も焦ってるんかな」と思ってやってください。
教育担当も上司から「新人教育どーなってんねん」と責められてますから(笑)
「いやいや、その前にみんなが辞めてく状況をなんとかせーよ」と思いますが。
というワケで、教えている側も案外焦ってるんだよ、ということも知っておいて損はないと思います。
怒られまくって新人さんが自分を責めることのないようにしてもらいたいな、と思います。
せやろがいおじさん的に言うとこうなります。新人さんも、施設の方もみんな焦らんとぼちぼちやっていけたら最高なんやけどもね。
焦らず、ゆっくりと少しづつ成長していきましょう。私自身も「まだまだ全然あかんなぁ」と思うことも多いですが、一人でもこの業界に良い人が増えてくれると嬉しいです。もし悩みがあって相談できるところが無いって方が居ればコメント頂ければ協力します。
ではでは。