
さて、これは日本社会の大きな転換点になるのでしょうか。
先日、富士通で5000人規模の配置転換を行うというニュースがありました。45歳以上の人事や総務、経理といった間接部門の社員を営業やIT部門に配置転換するという、恐怖の配置転換。
配置転換と言えば聞こえはいいが、要は「いまさら営業は嫌でしょ?なら辞めてね」ってことでしょう。
いい大学に進んで、いい会社に入って、結婚して家庭をもって家建てて…というストーリーが過去のものとなりつつあります。
そこで、「自分もいつクビになるかも…」と戦々恐々としている皆さん。
介護はいつでもウェルカムですよ、という話です。
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全産業で最も給料が低いと言われる介護職。
不景気になると求人への応募が増える、ある意味社会のセーフティネット。どこでも、いつでも人手不足の現在です。40代未経験から正社員も全然当たり前の業種です。
まして、名の知れた大企業の方であれば介護事業所の方も積極的に採用するでしょう。
ただ、給与は比べ物にはならないですが…とりあえず正社員にすぐなれますので安定は得られます。どこも、人材の取り合いですので福利厚生もなかなか良い会社もあります。賞与4か月、5カ月とかざらにあります。年間休日120プラス有給とか、ね。
割と非効率なやり方がまかり通っている現場ですので、外の世界からの風を入れることでもう少し効率的に働くことができればwin-winなんですけどね。
介護職は多様な人間がいるから入りやすい
介護職は様々な経歴を持った方が働いています。
- 子育てが落ち着いたママ
- 都会からUターンしてきた方
- 介護一筋の若者
- おじいちゃん、おばあちゃんが大好きな人
ほんと、いろいろです。それこそリストラに遭った方も普通に働いてます。正直介護って閉じた環境になりがちなので、社会人としての常識的な観点を持っている方は重宝されます。

とはいえ、最近は介護の専門学校でみっちりと勉強してきた若い子たちもどんどん入ってきています。
「入社した時から介護福祉士です」みたいな。実際、学校でも現場ですぐ使えるような技能をしっかりと教育されているので、入社して1カ月で独り立ちとか結構あります。
そんななか、まったくの素人で飛び込むのもありですけど、初任者研修ぐらいは持っておいた方がすんなり馴染めます。
いちから手取り足取り教わるのも肩身が狭いですからね。
自分も現場に入る前にまずは介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)を取得しました。講義と実技があり、終了時には「これなら現場でやっていけそう」と自信をもって卒業できました。
自分の場合は長期旅行帰りの無職だったのでハローワーク経由で無料で取得できました。
また、働きながら取得するならかいご畑で申し込むと無料でいけます。資格の取得から就職先まで一貫してサポートしてもらえるので、これから介護やるか、という方にはかなりおすすめ。

専門のコーディネーターがいるので安心
実際介護の事業所はかなりブラックなところから、めちゃホワイトまでピンキリです。
介護業界に知り合いでもいれば、いろいろと情報が入ってきますが、自分で探すとなると良い会社も見つけにくい。どこを見て判断すべきかもわかりませんよね。
いざ、入社してからすぐ後悔。再び転職という無駄な労力を省くために、専門のコーディネーターがいると安心。
さきほども述べましたが、介護事業所はどこも人材を欲しています。なので、自分の条件、こだわりは割と聞いてもらえます。
とはいえ、会社に出向いての面接時にはなかなか言いにくいもの。
そんな時も間に入ってもらえるので利用しない手はないですよね。
というわけで、今までの常識が本格的に通用しなくなってきた日本社会。
安泰だと思っていたシャープもこうなるとは思いませんでしたよね。現在勤めている会社で定年まで働ける保証はもはやどこにもありません。
そんなときに逆に頼りになるのが介護業界。現在は給与面で待遇はあまり良いとは言えませんが、今より悪くなることはありません。ある意味公務員みたいなもんです。
備えあれば憂いなしということで、介護の資格取っておいて損はないですよ。
