介護のおしごと#5:悩みの8割は人間関係

急にあったかくなり、もう花粉ですか。冬は寒くて外に出たくないし、春は花粉で出たくない(笑)。

てことで、介護のおしごとについて。

またありましたね、施設での虐待事件。

岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で2017年夏に入所者5人が死傷し、うち1人の女性に暴行し、死亡させたとして元職員が傷害致死の疑いで逮捕された事件で、女性は肋骨(ろっこつ)のほかに胸骨も折れ、胸部の広い範囲で骨折していたことが、県警への取材でわかった。県警は通常の介護ではできないけがとみて、女性が死亡した経緯について詳しく調べる。
出典:https://www.asahi.com/articles/ASM2T32N7M2TOIPE006.html
一部改変

どういった経緯で暴行が行われたのかは分かりませんが、業務に追われる中で様々なストレスを感じてキレてしまうのは正直なところ理解はできます。特に相手が重度の認知症の方だとこちらの言っていることも伝わりませんし、でもやらなくてはいけない仕事は完了しないと同僚からも批判を受ける…

特に介護老人保健施設(老健)はリハビリを行い、在宅復帰を目標としているため生活上のケアの他に各利用者に対して介護士が行うリハビリもあり、すべてをきちんとこなそうとすると凄まじい量の業務があります。

どこの施設でも人材不足は当たり前ですし、相手は人間。その日の調子や気分で大きく変化するので、昨日できたことが今日できなくても当たり前。
例えば、サービス内容として「靴を自分で履いてもらうのを見守りする」とい項目があれば介護職が履かせることは基本的にはダメです。ですが、見守っている最中に歩行が不安定な利用者がベッドから起き上がったことを知らせるナースコールがあればそちらへ急いで見に行く必要があります。

かと言って走ったら怒られることもありますが(笑) 織田裕二風に言うと「会議室で決められたルール」がありますからね。まぁ、そこは“臨機応変に”対応するしかないんですけども、難しいところです。
その時、その時の最優先事項は何か?を判断しながら動く必要があります。でも、前後関係を知らない人がその瞬間の行動を見ると、おかしなことをしているようにも見られてしまうこともあるんですよね。

さきほどの靴の見守りなども、突発的により危険度の高い仕事ができたために見守りはせずに職員が靴を履かせ、車いすに移乗してナースコールがあった部屋まで走ることもあります。この一連の介助を切り取って見られると、利用者の残存機能を活用させないレベルの低い介護と見ることもできてしまう。
そのあたりをパッと見て非難するような上司なんかにあたってしまうとなかなか辛いですよね。こちらの状況を説明しても感情が先行し理解してもらえないなんてことも…

「もう説明するのも無駄…」となってイライラをため込んでませんか?
努力したり、物の見方を変えることで解決できることもある、と以前紹介しましたが「根本的に無理」という項目がありましたよね(笑) 詳しくは前回の記事から

介護のおしごと4~イライラせずに働く方法~人間関係編

そう、自分は変われても人は変えれないんですよ。そんな同僚が1人や2人はどこの職場にもいますが、上司はきついですよ。

ある産業医が 「上司の方針と合わない」とメンタルが不調になり退職理由としては圧倒的に多い、と言われていました。そして、この完全なる売り手市場の介護業界。他の職場を考えてみるのも全然ありです。正直、行う業務はどの施設でも基本は変わりません。ならば、給料や福利厚生、人間関係がより良い場所に移るのはある意味当然のことと私は考えます。

施設も介護の人材を囲い込み、維持したいと考えています。人員を確保することで有給や長期休暇も取りやすくなり、働きやすい職場という口コミでさらに職員が増えます。すると冒頭に紹介したような暴力的な職員や問題のある従業員に対しても施設が強気に対処することができますので、さらに人間関係の面でも働きやすくなります。良い施設により多くの人材が集まってこそ、利用者に寄り添った介護が提供できるのではないでしょうか?

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ということで、今回も人間関係絡みの話でした。介護業界は誰かと一緒に働くことが多いので特にこの辺りがネックですよね。悩んでいる方は視野を広げて他の職場も検討すると気が楽になりますよ。

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