介護のおしごと

やっと終わった夜勤。夕方4時から朝の10時まで、何時間や。けど終わった時の解放感が凄まじい。まるで一人でマラソンしてるような感じ。

なにかとイメージの悪い介護職ですが、実際のところを少しお話させてもらおかな。

この仕事はほんまに向き、不向きがある。カフェやレストランの接客に近いところがあるね。感情労働っていうんやけど、自分の気持ちを押し殺して相手に接する必要があるんよね。むちゃ理不尽言われたり、時には暴力を受けることもあるけど、「なにすんねんボケ!!」と言いたいところをグッとこらえて平然と相手の要望、思いを探らなくてはいけない。それってめちゃストレスやんね。不自然に自分の感情を曲げてるんやから。無論そういった行動をするのは認知症や精神疾患という病気がさせているので、そこは介護職としての腕の見せ所というか。うまくやれる人は言葉のチョイス一つ一つが精巧なんよね。あるいは環境の整備(例えば寒さで言動や行動が荒れる利用者にはあらかじめ部屋をガンガンに暖めといてから着替えにもっていくとか)が上手。ま、なんにしても結局は人間対人間の仕事なので相性、好き嫌いあるけどね。

でも、なかにはめちゃくちゃ可愛い(あまりこういう表現は好まれないが)おばあちゃんやおじいちゃんがいて、話してるだけで癒される。なんやったらその瞬間で一日のストレスが消えていくような感覚になることさえある。

「あれ~、あんたおったんかぁ。長いこと会わんだなぁ」とニコニコと話してもらえたり(実際は数分前にトイレの介助してる)。その都度こちらも久しぶりにお会いしたように会話を合わせて楽しんだり。

仕事に来ている気のおじいさんと今日の仕事内容について架空の打ち合わせをして意欲を引き出したり。でも、その方にとっては真実やからね、こっちも割と真剣な表情で段取り提案したり。

そういうの楽しめる人は向いてます。色々腹立つことあってもプラマイゼロにできるから。

あとは、給与面。こればっかりはお国の方向付け次第ですな。私たちの給料は保険料と税金なので給料が上がる=誰かの負担です。現状40歳以上の方が納めていただいている介護保険料、今後は年齢の引き下げすんのもやむを得ないやろうね。もう介護保険制度の家計は火の車やから。現在はサービス利用者の自己負担割合が1割~3割と幅を持たせてきているのでこれ以上利用者の負担割合を増やすのは医療保険と比較しても難しいのかなと。

ただ、労働者側からみると、人材不足甚だしい業界なんで割と条件の良い職場もあります。やっぱり待遇面では大きな法人が良い傾向。その分仕事はきっちり、書類仕事も多く教科書的な介護を求められる。良いとこやとボーナス4か月、5か月あるとこも。小さな施設やと、グレーゾーンの業務やらされたり有給とれない、給料安い。その代わり、気楽にやれる。あくまで個人の経験やけど。自分に合った職場が一番てことかな、こればかりは。

と、まあおおざっぱに書いてきたけどこの話はなんぼでも書けるな。次回はもうちょい深く、リアルなとこを書いていきたいと思とります。

第二回はコチラ
介護のおしごと2 介護のおしごと2

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